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試してみました

テスコム 真空ジュースミキサー TMV1000

■Introduction

 

美容や健康意識の高まりから、グリーンスムージーをはじめ
とする、
生野菜や果物をミキサーにかけて、食材の栄養素を
丸ごと摂取できる
生ジュースを食生活に取り入れる人が増え
てきています。

扱いやすく、手入れがしやすくなった家庭用ミキサーの普及も
一役
買っているようですが、ここでは最近話題の世界初、
真空状態で
ジュースが作れる『テスコム 真空ジュース
ミキサー』を取り上げ、
その特長や従来品との違いを見て
いきたいと思います。

 

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●真空調理とは
1970年代後半にフランスでジョルジュ・プラリュによる
フォアグラのテリーヌの調理のために開発された調理法
のひとつです。
真空ジュースミキサーはその原理を応用し、ボトルが真空
状態になってから、食材を撹拌してジュースを作っていく
ことで、食品の酸化(=鮮度劣化)を抑え、酵素など食品
の栄養素を保ったままジュースが作れます。

※真空=大気圧より低い圧力状態のこと   
→※真空調理器具へリンク(記事がアップしてから)

 

●真空ジューサーの原理と真空方法
食材を粉砕する前に、本体のアームからミキサーボトル内
の空気を吸気し、ボトル内を真空状態にします。その後、
ジューサー容器内が真空状態になったところで、食材を
撹拌し調理しています。

 

■試してみました

★りんごジュースを試作してみました。
りんごジュースの材料はシンプルに、りんごとミキサー内
でりんごを十分に撹拌できる量のお水。

<材料>
・りんご 1個(減農薬や有機のりんごでない場合は皮
を剥いて2cm角くらいに切っておく)

・水 200ml

 

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1.水をミキサーボトルに入れる。
2.下ごしらえしたリンゴを続いて入れる。
3.真空ミキサーボタンを押して、「ピーピーピー」と
調理終了の合図が鳴るまで待つ。

4.りんごジュースのできあがり。

 

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通常のジューサーでは、調理後すぐに変色が始まり、
時間と共に水とりんご成分が分離していってしまいます。

 

 

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真空調理したジュースでは時間が経っても分離せず、変色
も抑えられており、従来のミキサーで作ったジュースと
比べると、その差は一目瞭然。

真空ミキサー調理をすると、ボトル内では真空状態ですが、
蓋を開けると真空状態ではなくなるので、真空で保ちたい
場合は、続いて「真空保存機能」の方法に従って、付属の
専用ボトルで真空保存できます。

真空調理により繊維に付着する空気が少ないので、分離し
にくく口当たりがすっきりしたジュースになりました。

栄養素の損失も抑えられるそうです→詳しくはメーカーサイトへ

 

★従来のミキサーでは泡立ちやすかった、バナナなど
とろみのある食材を使ったジュースを試作してみました。

<材料>
・バナナ 1個(皮を剥いて、縦に半分に切った後、2cm
位の幅に輪切り)

・牛乳または豆乳 200ml

 

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1.牛乳(または豆乳)をミキサーボトルに入れる。
2.下ごしらえしたバナナを続いて入れる。
3.真空ミキサーボタンを押して、「ピーピーピー」と
調理終了の合図が鳴るまで待つ。

4.バナナジュースのできあがり。

 

 

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真空で調理するためジュースの中の気泡も減らすことが
でき、泡立たないのでのど越しの良いおいしいジュース
になりました。

 

 

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その他のレシピはこちらから→レシピリンク

 

■保存について

付属の専用ボトルに保存すれば、真空状態で鮮度を保った
生ジュースの保存が可能。
忙しい朝にジュース作りが
難しい場合は夜のうちに作り置きし、冷蔵庫に保存
しておけば毎朝新鮮な生ジュースを飲むことができます。

 

■ジュース以外の調理にも応用

レシピブックに掲載されているレシピを使えば、スープ
も真空保存ができます。

 

■使い勝手は

材料を2cm角くらいの大きさに切るなど、下ごしらえ
をきちんと行い、水分の多いものから入れていくと
いった
使用時のポイントを押さえてしまえば、誰でも
簡単に使いこなせそうです。
真空調理の場合は、「真空ミキサーボタン」を押すだけで
自動調理してくれるので、自分で調理時間を調整する必要
もなく、出来上がるのを待つだけ、というのはとても楽
でした。
粉物、固いもの、高温の食材など使用できない食材に
ついては、説明書をしっかり読んで理解すれば、永く
愛用できそうです。

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